自分の部屋の大掃除をした。

空気清浄機を置きたかったのだ。自分の部屋に。

なぜって、パソコンのキーボードにホコリが積もって、タイプしていると徐々に手が汚れていく感じがして気持ち悪いからだ。空気清浄機を置いたら、この煩わしさから開放されはしまいか。そんなことを考えたのである。

しかし私の部屋に、空気清浄機を置くようなスペースは余っていなかった。新たに部屋に置いたルームランナーが鎮座ましまし、運動前のストレッチを行うスペースにも困る有様なのだから。

これは本格的に片付けを行うしかない。そう心に決めて行動に移したわけである。

まず着手したのは、クローゼットの中のものをすべて引っ張り出し、不要なものを捨てることだ。クローゼットの中のものを、一切の例外なくとりあえず外に出し、要らないものは捨てる、微妙なものも捨てる、どうしようもないものも捨てる。とにかく捨てる。クローゼットの中身をすべて出すのは2日要した。

クローゼットの中にはそれはもう、様々なものが封印されていた。捨てられないもの、処分に困るものがとりあえず押し込まれている。思い出があるから捨てられないものもあるだろう。一方で、捨てる手間を考えて先延ばしにされたもの、主に分別が複雑とか、処分にお金がかかる粗大ごみ系とかも大量にある。こういうものは先に伸ばしてもいつかは捨てないといけない。頑張って分別した。分解できるものは分解して、とにかく捨てた。出すのに2日かかったが、出したゴミを処分するのには1週間かかった。というか、まだ全部処分しきれていない。

処分に困るのは小学・中学の頃に使った習字・美術セットだろうか。分別が大変である。ホコリまみれになる前に誰かに譲るのが一番良い処分方法だろうと思う。美術のときに描いた油絵なども残っていた。キャンバスはそのままだと粗大ごみだし、捨てたときに自分の黒歴史が開陳される思いだが、分解すると一気に捨てやすくなるので、捨てるなら分解しよう。

そうしてクローゼットの中身が空になったら、出したけどどうしても処分できないものもあるのでそれらをしまう。しまったが、それまでの4分の1の量になった。空いた分だけ、それまで部屋に露出していた使わないものを格納できるようになった。そのおかげで部屋が驚くほど広くなった。ルームランナーが置いてあってもなお広い。感動的である。

我が部屋に空気清浄機がやってきた。効果の程はまだわからないけれども、部屋が広くなって快適になったのは確かだ。

人生がときめく片付けの魔法という本がある。

まず最初にものを捨てる。そのときに、その物を実際に手にとってみて、ときめくかどうかで捨てるかどうかを判断する、というようなことが書いてある。そうやって片付けていけば、身の回りには自分がときめくものだけが残っていく。

実際に、広くきれいになった部屋にいるとテンションが上がる。きれいになったおかげで、掃除もしやすくなった。そうすることで、きれいな状態が長続きする。

時間もかかったし疲れもしたけど、この満足が得られるなら悪くない。

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